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子どもの病気について

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細菌性腸炎

<細菌性腸炎とは>
発熱、腹痛、嘔吐や下痢がみられます。血便が出ることも多く、ときに重症になります。
カンピロバクターやサルモネラ、病原性大腸菌、腸炎ビブリオ、エルシニアなどの細菌が原因でおこる腸炎です。カンピロバクター腸炎は汚染されたトリ肉、サルモネラ腸炎は汚染された肉や卵、あるいはミドリガメなどのペットが感染源となります。

<治療>
便の培養検査を行い、抗菌薬を処方することもあります。嘔吐や下痢などの症状が強いときは、点滴や入院が必要になります。

<こんなときは早めに診察に来てください>
・嘔吐や下痢を繰り返し、ぐったりしてきたとき
・腹痛が強まったり、血便が続くとき
・高熱が続くとき

<次に受診するまでに>
水分や食事の摂取量、下痢や吐いた回数、尿の回数などをメモしておきましょう。

<家庭で気をつけること>
食べ物:水分をしっかり摂り(1回量は少なめとし、回数を増やす)、消化のよい食べ物を与えましょう(肉や油は避ける)。
お風呂:発熱がなく下痢がおちついてきたらかまいません。シャワーでおしりをきれいに洗いましょう。
手洗い:手洗いをしっかりし、家族内での感染に注意しましょう。