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インフルエンザA型が流行してきております。
院長ブログ
2023年01月14日(土)
インフルエンザウイルスA型が流行してきております。
ここ2年間全く流行がなかったインフルエンザウイルスA型が流行してきております。
新型コロナウイルスは大流行しておりましたが、現在はかなり減っており、当院ではインフルエンザA型と新型コロナの患者はほぼ同数くらいです。今後、このままコロナがどんどん減っていくのか、札幌でもオミクロン変異株XBBが検出されており、また増えてくるのかはわかりません…。
インフルエンザは一般的には、高熱、咽頭痛などで発症し、筋肉痛や関節痛、倦怠感などの全身症状が強いことが特徴です。その後咳、鼻汁などが出現し、潜伏期間は1-2日間とされております。発熱は3~5日間ほど認め、コロナと異なり、症状の個人差が少ないと考えられます。
診断は、一般的にインフルエンザ迅速抗原検査となります。しかし、発熱後6~12時間以上でないと感度が高くないです。つまり発熱してすぐに受診してもインフルエンザ検査が陰性でもインフルエンザは否定できません。
治療は発熱後48時間以内なら、ウイルス増殖を抑える薬剤が有効とされております。
しかし、全員に抗ウイルス薬が必須というわけではなく、投与しなくてもほとんどは自然に1週間ほどで軽快します。
合併症は、中耳炎、気管支炎、肺炎、脳症、細菌感染などが挙げられます。
発熱後すぐに来院ではなく、解熱剤等で一晩経過をみていただいてから、受診していただくのがよいと思います。
ここ2年間全く流行がなかったインフルエンザウイルスA型が流行してきております。
新型コロナウイルスは大流行しておりましたが、現在はかなり減っており、当院ではインフルエンザA型と新型コロナの患者はほぼ同数くらいです。今後、このままコロナがどんどん減っていくのか、札幌でもオミクロン変異株XBBが検出されており、また増えてくるのかはわかりません…。
インフルエンザは一般的には、高熱、咽頭痛などで発症し、筋肉痛や関節痛、倦怠感などの全身症状が強いことが特徴です。その後咳、鼻汁などが出現し、潜伏期間は1-2日間とされております。発熱は3~5日間ほど認め、コロナと異なり、症状の個人差が少ないと考えられます。
診断は、一般的にインフルエンザ迅速抗原検査となります。しかし、発熱後6~12時間以上でないと感度が高くないです。つまり発熱してすぐに受診してもインフルエンザ検査が陰性でもインフルエンザは否定できません。
治療は発熱後48時間以内なら、ウイルス増殖を抑える薬剤が有効とされております。
しかし、全員に抗ウイルス薬が必須というわけではなく、投与しなくてもほとんどは自然に1週間ほどで軽快します。
合併症は、中耳炎、気管支炎、肺炎、脳症、細菌感染などが挙げられます。
発熱後すぐに来院ではなく、解熱剤等で一晩経過をみていただいてから、受診していただくのがよいと思います。
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